見どころ!→これぞロビン・ウィリアムス!ロビンらしいロビンを堪能せよ!
監督-バリー・レヴィンソン 121分 1987年
出演-ロビン・ウィリアムズ、フォレスト・ウィテイカー、チンタラー・スカパット、他
あらすじ
戦争が泥沼化しているベトナム、。
そんな状況を危惧していた軍放送局局長のテイラーは、兵士たちの士気高揚のために一人の人気DJをクレタ島から呼びつける。
空軍所属のエイドリアン・クロンナウア(ロビン・ウィリアムス)は、テイラーに「ケツの穴が泣くほど笑った」と言わせるほどのDJである。
クロンナウアは黒人のガーリック上等兵(フォレスト・ウィテイカー)に案内され、基地へと向かう。
基地では軍が選曲した穏やかな音楽が流れ、それを聞いたクロンナウアは「最高だね」と早速皮肉を言う。
軍では流す曲が推薦曲として決められていて、ロックなどの激しい音楽は禁止されていた。
朝にたたき起こされたクロンナウアは、寝ぼけまなこをこすりながらもラジオのブースへ向かう。
本番の開口一番、「グッドモ~~~~ニング、ベットナ~~ム!!!」と叫ぶクロンナウア。
形態模写、物まね、一人芝居、ブラックジョークなどを織り交ぜ、クロンナウアのマシンガントークがラジオから響き渡る。
軍の推薦曲などお構いなしにロックもかけまくり、基地内や街中、戦場にいる兵士たちはその型破りなラジオDJに笑わされ、瞬く間に心を奪われる。
クロンナウアのラジオは、戦場で緊張を強いられる兵士たちの娯楽として愛され、定着していく。
しかし、あまりの過激なブラックユーモアや型破りさに不満を示す上官と対立したり、兵士の死亡事件のニュースを検閲によりラジオで伝えられないことなど、クロンナウアは都合の良い軍のやり方に疑問を抱き、反発していく。
また、あるベトナム人姉弟と仲良くなるが、その弟の正体を知ったクロンナウアは愕然とする。
アメリカとベトナム、どちらに肩入れするわけでもないクロンナウアはその狭間で翻弄されていく。
この戦争に正義はあるのか?
仲良くなったベトナム人少年の正体は?
そしてクロンナウアの取った行動とは!?
感想
ユーモアを通して戦争の是非を問う人間ドラマです。
自分が知っているロビン・ウィリアムスでは、一番好きかもしれません。
役柄が本人の性格とぴったりはまっているんではないでしょうか?
笑わせたり、怒ったり、悲しんだり、ロビンの感情全てが凝縮されている気がします。
戦争はどっちが正義ということもないというメッセージを、人間ドラマを通じて感じ取れる非常に見やすい映画です。
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