映画「ザ・エージェント(1996)」が“物足りない”理由と考察、その感想

④物足りない☆2

ザ・エージェント 英題:Jerry Maguire

監督-キャメロン・クロウ 1996年 139分

出演-トム・クルーズ、キューバ・グッディングjr、レニー・ゼルウィガー、他

映画「ザ・エージェント」の簡単なあらすじ

スポーツ選手の大手マネージメント会社に勤めるジェリーは、高額な契約を勝ち取るため、日々奮闘していた。

しかしある日、怪我をしているのに休ませずに試合に出場させたホッケー選手が二度と試合が出来ない体になってしまう。

会社の報酬を優先する経営方針に疑問を抱いたジェリーは、選手を大事に扱うための提案書を会社に提出するが、それが原因で解雇されてしまう。

ジェリーは起業し、共感してくれた経理のドロシーと共に、落ち目になったアメフト選手のマネージメントをすることになるが・・・。

“物足りない☆2”理由と考察、その感想

トムクルーズは、優しい人間性がするので嫌いじゃない。

日本でいう郷ひろみをMAXまで上げた人なんじゃないかと思う。

笑顔が爽やかで、悪意のない人間って感じだが、どことなく感情が抜けているような感じもする。

それは郷ひろみと似ているような・・・。

このエージェントは、コメディとしての要素も強い。

トムクルーズが、顧客に「大声をだせ」と言われ、電話に向かって無理やり大声を出すシーンがある。

それはもう張り裂けるような、トムの精一杯の大声。

オフィス中に響き渡る。

しかし、トムは本当に大声を出そうとしているだけで、面白くしようなんて思っている感じがないので、比較的面白く感じる。

コメディ映画で、あからさまな笑いを取ろうとしているものがあったりするけど、自分は苦手だ。

この映画がコメディ映画として良い、とかいうことではないが・・・。

コメディとコメディじゃない映画の線引きって難しい。

たいてい、コメディ映画としてカテゴライズされているものって笑えないものが多い気がする。

レニー・ゼルウィガーの自然な演技は魅力的だ。

普通の女性を演じているが、実に自然でいい。

話しとしては、実に普通のハッピーエンドで物足りない。

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