SPEC  結 漸の篇

⑤つまらない☆1

見どころ→竜雷太の生き様。

監督-堤幸彦 2013年 95分

出演-戸田恵梨香、加瀬亮、竜雷太、他

あらすじ

スペックと呼ばれる特殊能力を持つ者がいて、その中にも悪い奴がいる。

警視庁の未解決事件を担当している刑事、当麻と瀬文がスペック能力者が起こす事件を追及していく。

今回は、スペック能力者が感染すると死亡してしまうというウイルスを作ったプロフェッサーJという博士を探していく。

プロフェッサーJと遭遇して戦うが、野々村が・・・。

感想

話しが込み入ってきて、あんまりよくわからないまま見終わってしまった。

スペックのドラマを見ていたが、映画版でもなんかドラマにしか見なかった。

映画という雰囲気がしない。

いまいちリアリティーにかける感じだ。

映像の撮り方やフィルムやCGのせいもあるのだろうが、作り物って感じがすごい。

いわゆる映画という、別世界に入っていくような感じはあまりしない。

きっと堤幸彦の作品はそれを知った上で見るものなんだろうと思う。

世界がやばい、みたいな感じだが、あんまりそんな感じもしない。

独自のユーモアセンスが散りばまっていて、笑わそうというところで、力が抜けてしまうような気もする。

そのセンス自体は良いんだろう、軽い笑いみたいなものは挟まないで欲しいと思ってしまう。

話しもごくごく狭い中で進んでいる感じだ。

この監督は、「TRIC」もそうだが、あんまりリアルとかは考えていないんだろう。

最初は物珍しさで見るけど、だんだん薄さに飽きてきてしまう。

加瀬亮の演技はいいが、戸田恵梨香はリアリティーとはかけ離れた演技で、もう少ししっくりくる感じで演じてほしかった。

「ケイゾク」の中谷美紀の様な自然さが良いと思った。

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