ムカデ人間 The Human Centipede First Sequence

⑤つまらない☆1

見どころ!→ムカデ人間の真相

監督-トム・シックス 2010年 90分

出演-ディーター・ラザー、アシュリー・C・ウィリアムズ、アシュリン・イェニー、他

あらすじ

外科手術の名医であった博士が、人間をつなげてムカデ人間を作っていくという話し。

旅行中の女性二人が、車がパンクして動けなくなり、偶然近くにあった民家に助けを求めるが、そこは博士の実験場であり、博士に人体実験の被検体にさせられる。

ムカデ人間というのは、四つん這いにさせた人間のお尻と口を縫合して何人もつなぎ合わせた、博士考案の生命体のこと。

生きたままつながれた人たちは意識もあり、もがいたり、声にならない悲鳴を上げるが、博士は意に介さない。

実験台にされた人々の運命は・・・。

感想

グロテスクだが面白いらしい、という評判で見た。

文字で見てもなんか凄そうなのだが、完成したムカデ人間の映像を見ると、想像してたより迫力がない。

むしろ、この博士は何してんだ、という感情が湧き起こってくる。

口とお尻がつながっているので、排泄的なことはどうなるのか。

そういう、引いてしまうような要素も入っているが、うわーと引く感じはさほどしない。

口とお尻がつながっているというのも、ただ縫い針で縫合されているだけで、少し無理があるような気がする。

もっといってみればフランケンシュタインのように、ぐちゃぐちゃにつなぎ合わせるような気持ちの悪い映画かと思っていた。

フランシュタインは死んだ人の肉体をつなぎ合わせているが、ムカデ人間は生きたままというのがポイントなんだろう。

出来上がってみればなんてことはないく、ムカデにされた人間がそこからいかに逃げ出すのか、というのが話の主軸に変わっていく。

どっちかというとパニックホラーのような感じか。

博士の感じももっと真面目で研究熱心な感じの方がより狂った感じになるかもと思った。

文字を聞いて頭で想像する分には興味を引かれるが、実際映像を見てみるとそこまでではなかった。

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