Cinema Soul

~面白い映画を追い求めてひたすら感想を書いていく~

未来世紀ブラジル Brazil

      2017/09/28

見どころ→好き嫌い別れるラストシーン。

監督-テリー・ギリアム 1985年 142分

脚本-テリー・ギリアム、チャールズ・マッケオン、トム・ストッパード

出演-ジョナサン・プライス、ロバート・デ・ニーロ、マイケル・ペイリン、他

感想

近未来都市

人々は様々な最新機器に囲まれて生活している。

朝起きると自動で朝食が出来たり、服が壁から出てきたり・・・。

30年前に想像した、皮肉った未来かな。

現代では結構自動のもの多いので、機器に関してはそれほど皮肉に感じない。

公開当時見たらより滑稽だったんじゃないかとは思う。

印象的な視覚イメージ!

たびたび描写される主人公の夢だったり、部屋いっぱいに広がるエアダクトだったり、映像が印象的だ。

どちらかというと、言葉や会話よりも映像からくるイメージでこの作品のほとんどが形成されている気がする。

主人公の働き先は、2か所ともおかしなオフィスで、実に狭苦しそうだ。

滑稽さを増すために色々と誇張したであろう描写がたくさん出てくる。

全編に渡って流れているブラジルという曲が印象的で耳に残る。

デニーロが格好良い!

デニーロがタトル役でちょこちょこ出てきますが、格好良い。

3回出てきましたが、出てきかたが全部格好良い。

抑えてるね、デニーロ。

出て来る時間は少ないが、非常に良いスパイスになっている。

感覚映画?

142分の長いバージョンを見たのだが、思っていたより長く感じた。

デニーロの登場シーンや、主人公が何かを突破したときなど、ぐっとそこでは惹きつけられるが、それ以外はきつかった。

話として、先が見えない雰囲気が多く、全体として退屈に感じた。

社会に対する皮肉が込められているのは全編通してよく分かる。

しかしよくある発想で、さほど強烈なメッセージでもなければ、皮肉の度合いもまだ足りない気もする。

感覚で感じる映画にしては、ちょっと落ち着いているのかなとも思う。

賛否分かれるラスト

長いバージョンのラストシーンはハッピーエンドではない。

賛否が分かれるらしいが、自分としては、ハッピーエンドの方が分かりやすくていいと思った。

ラスト手前でようやく惹きつけられて、「こういうことだったのか」と思ったが、そこで終わらなかった。

ギリアムが伝えたかったことは社会への皮肉だけじゃなく、「想像力を奪うことは出来ない」ということらしい

今までが十分わかりづらいので、最後のひねった感じが頭でっかちにも感じてしまった。

 - ⑤時間を返して・・・ , , , ,

アドセンス

アドセンス

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

ドッペルゲンガー

見どころ!→二人の役所広司!? 監督-黒沢清 2003年 107分 出演-役所広 …

女はみんな生きている chaos

監督-コリーヌ・セロー 2001年 112分 脚本-コリーヌ・セロー 出演-カト …

機動警察パトレイバー 2 the Movie

監督-押井守 1993年 113分 脚本-伊藤和典 出演(声)-大林隆之介、榊原 …

SPEC  結 漸の篇

見どころ→竜雷太の生き様。 監督-堤幸彦 2013年 95分 出演-戸田恵梨香、 …

マラソンマン

見どころ→知的だが残虐なローレンス・オリビエの拷問シーン。 監督-ジョン・シュレ …

ドラゴンタトゥーの女 The Girl with the Dragon Tattoo

監督-デヴィッド・フィンチャー 158分 2011年 脚本-スティーブ・ザイリア …

勝利への旅立ち Hoosiers

監督-デヴィッド・アンスポー 1986年 115分 脚本-アンジェロ・ピッツォ …

ムカデ人間2

見どころ!→とにかく血がすごい! 監督-トム・シックス 2011年 91分 出演 …

ぼくの伯父さんの休暇 Monsieur Hulot’s Holiday

監督-ジャック・タチ 1953年 88分 脚本-ジャック・タチ 出演-ジャック・ …

ソウルキッチン Soul Kitchen

見どころ→潰れかけた店はこうして繁盛していく! 監督-ファティ・アキン 2009 …