Cinema Soul

~なぜ面白いのか、面白くないのかしっかり書いていく~

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回路

      2017/06/03

見どころ→昼間に見る生々しい幽霊。

監督-黒沢清 2001年 118分

出演-加藤晴彦、麻生久美子、小雪、役所広司、他

あらすじ

次々と身の回りの人たちが自殺していく。

「幽霊を見たいですか?」というメッセージが載っている不気味なホームページ・・・。

街中に次第に増えていく赤いテープで張られた部屋・・・。

その部屋で何かを見た人は、黒い影を残して消えていくのだった。

世界が少しづつ変容していく。

それは急速な勢いで世界に蔓延していく・・・。

この世界に一体何が起こっているのか?・・・

感想

これは、不気味で怖かった。

話しの真相はなんか難しくて、自分の中ですっきりはしなかったが、世界観が雰囲気があり、気持ちの悪いシーンが多い。

幽霊をこんな感じで生々しく描いている作品は、他にないと思う。

普通のホラーはだいたいが幽霊が出す音で怖がらせたり、幽霊が一瞬出てきて迫ってきて終わりだが、この映画はそんな幽霊を直視して映像にしている感じだ。

貞子とか、呪怨のような、いわゆるデフォルメしたお化けって感じではなく、幽霊というものをフィーチャーした感じ。

暗い部屋に一人きり、奥から幽霊がゆっくりと、自分に向かって走るように歩いてくるのが見える・・・。

人間のように服を着ているが、あきらかに動きが人間ではない。

これはまるで、実際に幽霊を見た人のリアルな目線のような、生々しいものを感じた。

開かずの部屋の中で起こっていることだ。

世界観自体がなんか気持ち悪くて良い。

役所広司は、ちょっとしか出てこないけど、キーパーソンだった。

加藤晴彦は、この頃からもあんまり年取ってない感じで、大学生が合っている。

麻生久美子も自然で良い。

ホラー映画の中で、大分気持ち悪い方に入ると思う。

ホラー映画って、びっくりさえ我慢したら大丈夫みたいのが多いから、もっとこういうぞわぞわする感じの映画を作ってほしい。

この監督は他にも「ドッペルゲンガー」とか、「叫」とかのホラー映画も撮っているみたいだ。

ぜひ観てみよう。

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